約 5,269,056 件
https://w.atwiki.jp/meshimazunankyoku/pages/2.html
メニュー トップページ 過去ログ ルール 登場人物 地図 歴代料理力ランキング 歴代登場人物(簡易) 人気投票結果 完結作品 - (1作目:クリスマス) - (2作目:ローマ聖杯戦争) - (3作目:鹿児島聖杯大戦) - (4作目:愛知聖杯大戦) - (5作目:Fate/Parallel Lines) 次回作 次回作 リンク @wiki @wikiご利用ガイド 他のサービス 無料ホームページ作成 無料ブログ作成 2ch型掲示板レンタル 無料掲示板レンタル お絵かきレンタル 無料ソーシャルプロフ wikiの編集方法についてはこちら 左メニューの編集方法についてはこちら ここを編集
https://w.atwiki.jp/kzai2012/pages/11.html
俺Fate 原案者は綾川。 元ネタはTYPE-MOONのFate/stay night (元祖と称されることが多い) 伏魔市を舞台に物語が展開される。 基本的な設定は元祖Fateと同じ。 俺Fateの登場人物一覧 アーチャー アサシン ヴァシュラン うにたん 神崎愛 キャスター 沢田綾 紫月小夜 科上悠 霜月晴日 セイバー 橘鋼 尚屋尚 ネト バーサーカー 緋神炎樹 真宮街 ライダー ランサー
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/29081.html
Blu-ray Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム 限定版 発売日:11月27日 1.原作・ひろやまひろし描き下ろしスペシャルアウターケース 2.キャラクターデザイン・平田和也描き下ろしスペシャルデジパック 3.ドラマCD「正しいお風呂の入り方」(約10分) 4.特製ブックレット ・劇場パンフレット再編集版 ・入場者プレゼントイラスト再録 など掲載予定 5.絵コンテ集 6.キャストオーディオコメンタリー ここを編集 2019年6月公開。Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤの劇場版。 http //anime.prisma-illya.jp/movie/prismaphantasm/ 監督 大沼心 原作 ひろやまひろし、TYPE-MOON 脚本 井上堅二、水瀬葉月 絵コンテ 湊未來、ワタナベシンイチ、五味伸介、高橋賢 演出 湊未來、田村正文、伊部勇志、五味伸介 キャラクターデザイン 平田和也 総作画監督 平田和也、山吉一幸 作画監督 出野喜則、山吉一幸、青木慎平、久松沙紀、今田茜、古谷梨絵、佐藤香織、澤入祐樹、五味伸介、平田和也 動画検査 渡辺大貴 美術監督 前田実、小保方良輔 色彩設計 山口真奈美 色指定検査 山口真奈美、山部夕希 撮影監督 柏原進、湊未來 CGディレクター・プラグイン開発・スクリプト開発 北村浩久 3DLO 土田駿 特効 益子典子 2DCGデザイン 新谷優子、柏原進、由佐万織、益子典子 編集 坪根健太郎 編集助手 仙土真希 音響監督 土屋雅紀 音響効果 出雲範子 録音調整 常川総一 録音助手 野本和弘 効果助手 髙良康平 音楽 加藤達也、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND オープニングアニメーション ディレクション 山下敏幸、三皷梨菜 アニメーション制作 SILVER LINK. ■関連タイトル Blu-ray Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム 限定版 『Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム』音楽集 KDcolle Fate/kaleid liner Prisma☆Illyaプリズマ☆ファンタズム イリヤスフィール・フォン・アインツベルン ウェディングビキニVer. 1/7スケール ヴァイスシュヴァルツ エクストラブースター プリズマ☆イリヤ BOX フィギュア・ホビー:プリズマ☆イリヤ rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
https://w.atwiki.jp/30seconds/pages/186.html
2006年5月25日午後6時──藻手内市── 見渡す限り瓦礫の山。 あちこちから煙が立ち上ぼり、破裂した水道管からは水が吹き出している。 人間どころかまともな形を保っている物は、どこにも無い。 世界は確実に壊滅していた。 「重てぇんだよド畜生がぁ!!」 くぐもった雄叫びが、少しひしゃげたマンホールから上がる。 マンホールはゆっくりとその口を開け、二人の「人間」を吐き出した。 「手が痛ぇし、もうやってらんねぇ! ってなんだこりゃ!?」 「壊れたんだよ」 「んなもん見りゃ分かるわ! 一体どうなってんだよ!」 「隕石が振ってきたからじゃない?」 淡々と答える小柄な男。その表情からは焦りなどは感じられない。 一方、幼い顔の少年は崩壊した街をみて怒鳴っている。 ただ、その顔は実に嬉しそうに、映画を見ているかのような目でキョロキョロしていた。 「それも知ってるよ! そういう事が聞きたいんじゃなくて、あれだ、その……」 「なに?」 「あぁ! もういい! お前と話してると疲れるわ!」 「僕のセリフだよ」 小柄な男は幼顔の少年を無視し、遠くの山を見つめる。 その目が中腹の辺りを捕らえた時、男の目差しが鋭くなった。 「ちょ……お前! さらっと言うな! さらっと!」 「海人……僕らの他にも生存者がいる」 「ぁあ? んな事ある訳ねぇよ……」 海人と呼ばれた幼い顔の少年は、靴に溜まった泥水を出しながら、鼻で笑った。 確かにこの状況下では、生存者がいるなんてそう簡単には信じられない。 「いや、いる……『見えない』なんておかしい」 「…………どこよ?」 先程まで騒ぎ立てていた海人が一転、急に深刻な顔つきを見せた。 友成と呼ばれた小柄な男が『見えない』事は、よほどの事の様だ。 「藻手内山……あそこは確か廃トンネルだね」 「……友成が『見えない』って事は、結界か何かか?」 「多分ね……『時間』か『空間』に関わる能力じゃ無いかな」 「おし! とにかく行ってみよう、善は急げだ! 友成、おぶされ!」 「ちょ……わっわわっ?」 海人が無理やり友成を担ぐと、次の瞬間二人の姿が消えた。 parallel world 第二章 不死者達が踊るダンス 目の前に広がる光景を表せる言葉が見つからない。 生命が生まれる前の地球でも、もう少しマシな景色が広がっていただろう。 空はいつもと同じ澄んだ青。 対照的に、地上には死と絶望の混沌。 ほんの数時間で、世界は地獄へと反転した。 これが俺の、望んだ世界なのか? 「……ぅ」 「っ!?」 イキモノの気配を感じ、咄嗟に『世界』を凍らせる。 「……そうだった」 耳鳴りすらしない静寂の中、鳴らない足音を立ててイキモノに近付く。 「お、おはよう」 「え? あ、おはようございます」 一瞬で移動してきた俺を見て、優香は少し動揺していた。 となりでは、水月がまだ寝息を立てている。 「あの……!?」 優香の表情が凍る。 無理も無い、自分が知っている景色なんてものは、そこには存在しないのだから。 「……から」 「ん?」 「これから私達どうなるんですか?」 感情と言う物が全く無い、そんな顔で俺をみつめてくる。 どうって……正直俺が知りたい。 ノートを開き、もう一度『未来』を話す。 「『未知のウイルスが発生、感染者はゾンビになり人を襲う』って書いてある」 「……」 ……本当の終末は、まだ始まってもいないようだ。 藻手内山、旧トンネル付近の山道。 卑猥な音を立てて、折れた足や臓物を引きずる三人の家族。 小さな子供と両親は、弦太がいた駐車場に来た家族に似ている。 ……いや、もはや別の、存在になっていた。 生物として大半の物を捨て、唯一残った欲望に操られる肉人形。 光を宿さないその目は、宙を泳ぎ『エモノ』を探すためだけに。 腐敗が進んだその腕は、肉を千切り口へ運ぶためだけに。 知性を失ったその頭は、もはや何も生み出さない。 食うために喰う『食欲』の奴隷。 そこに存在するのは、ウイルスの感染者。死者になりきれなかった死者。 「……ひぃ!?」 突然若い女が草陰から飛び出すやいなや、その場にへたりこんだ。 動かなければ、すぐにその場を離れれば、あるいは生き逃れたかもしれないのに。 生きのいい肉ニクにく……。 彼等は次々と女の身体を掴み、その肌に歯を食い込ませた。 「ぁ」 断末魔さえあげられず、数十分後にこの世から消えた。 残ったのは骨と、辺りに散った血肉。 「………」 食事を終えてもなお、彼等はエモノを探した。 満たされる事の無い『食欲』を満たしに。 弦太達のいるトンネルへと、引き寄せられる様に。 最初に気がついたのは、正確に刻まれていた秒針の異変だった。 その頃の俺は、まだ何も知らないただの子供。 『これはきっと、俺が加速魔法を使ったんだ!!』 なんて、当時流行っていた漫画に感化され、馬鹿げた妄想を膨らませていた。 そして偏執的な俺は、その日から魔法の特訓を始める。 ただ時計と睨み合う。それも何時間も。 正常な親なら、もしかすると病院に連れて行ったかもしれない。 だが幸か不幸か、俺には親がいなかった。 さらに施設にいた大人たちは、止める事はおろか話しかけもしない。 そんな俺を取り巻く環境のおかげか、ある日妄想は現実になった。 何千回と、何万回と聞き続けたんだ、聞き逃す筈も無い。 たった数回、秒針の音が遅れて聞こえた。 それから特訓を重ねるごとに秒針の間隔が長くなり、維持できる時間も伸びていった。 そして何時しか俺は魔法使いになった。 使える魔法はたった一つ、『時間の減速』 この力に俺がつけた名前は『スロウレイン』 憧れた加速魔法じゃ無かったけど、まぁ同じような物だろ? ほら、もう目的の廃トンネルに着く―― 「着いたぞ〜起きろ〜」 肩の上で気絶していた友成の尻に、昔流行ったカンチョウをお見舞いした。 ……まだ肛門が痛い。 最悪の目覚めだ。痔になったらどうしてくれる。 なぜかベンチに座ったつなぎ姿の男が脳裏に浮かんだが、何だったんだろう……。 海人の言葉通り、目の前には廃トンネルが不気味な口を開けている。 ……ただ、中が全く『見えない』 普通の人間なら、ただの暗いいつも通りの廃トンネルに見えるだろう。 でも僕は、僕の『目』は普通じゃない。 俗に言う『魔眼』だから。 かと言って、見た人を石に変えたりだとか、そんな大層な物じゃないが。 僕の魔眼は『千里眼』見えない場所なんて、ある『例外』を除けば地球上に存在しない。 たとえば……そう、ここ。 「……これはきっと『空間』系の能力……」 「ふーん。で、入れないの?」 「……能力者が解くか、効果が消えるまで無理」 「駄目じゃん! 頑張って来たのによぉ!!」 僕に言っても仕方ないだろう。 それに海人が勝手に頑張ったんだ、僕のせいじゃない。 「仕方ないよ……中からはこっちが見えるだろうから、気付いてくれるまで待……」 「んぁ? どした?」 「なんだ……こいつら!?」 「なになに? 変態でも見つけたか?」 この場所から数十メートル先から、『死体』が近付いていた。 ノートを閉じた後は、ひたすら流れる沈黙の時間。 優香は寝ている水月の隣りで、じっと外を眺めて押し黙ったまま。 俺はと言うと、持って来た鍋を火にかけて、食事の準備をしている。 と言っても、全てレトルトを暖めるだけの物だ。 なぜなら、飯盒を盗り忘れていたため、米が炊けなかいからだ。 あっても使い方がよく分からないのだが……。 「……ふぅ」 「……か」 「ぅえ!? な、何ですか!?」 「私も……手伝う事ありませんか?」 気が遠くなりそうな沈黙を破って、優香が口を開いた。 俯いているその顔を伺う事は出来ない。 だが、茹で上がった様に紅く染まった耳。 そして…… 『くぅぅ〜』 微かに聞こえる腹の虫の鳴き声。 「あ……それじゃ俺は、ちょっと外の様子見て来るから、何か適当に作って貰えると……」 「わ、分かりました! ……頑張ってみます」 ……何だか妙な予感がするが、料理下手の俺より、女の優香の方が適任だろう。 ……多分。 「じ、じゃあちょっと外を見て来るから、何かあったら……」 「…………」 ……返事は無いが、大丈夫だろう……恐らく。 多少の不安は胸にしまい、何やら騒がしくなっていたトンネルの入口へ向かった。 「海人! ここから離れよう!!」 「なんでだよ、せっかく苦労して……」 「いいから早く!!」 なんなんだ急に。 「いいから説明しろって。俺にかかれば一瞬よ? 一瞬」 友成の隣りから、『藻手内トンネル』と書かれた看板前まで移動して見せる。 焦る必要なんてどこにあるってんだ。 「逃げるって、化け物でも来るってのか?」 仮に化け物が来ても、見てからでも逃げれるし。 「!? 海人!! そっち……」『ぁぁァ』 看板の裏から不気味な呻き声と、とてつもない異臭がしてきた。 脳が警笛をならす。それに素直に従い、バックステップで距離を置いた。 と同時に、背中に何かぶつかった。 『あ゙ぁ゙』 「うぉぉ!!?」 振り向くとぼろぼろの男が俺を見下ろしていた。 「『スロウレイン』」 まさに間一髪。 奴の歯が首にかかる寸前、超減速したその歯からしゃがんで逃れる。 「野郎ぉ!!」 渾身の蹴りを腹に見舞う。 魔法にかかった状態だ、下手すれば内臓が潰れてるかも。 「っと、やり過ぎたか……なぁ!?」 魔法が解け、罪悪感を感じるはずだった。 『ぉえ゙ぅぅ』 男は何も無かったかの様に立ち上がり、濁った目で俺を睨んだ。 誰も俺に追いつく事は許されず、誰も俺からは逃れられない。 降り注ぐ雨の雫すら、その姿形を露わにする。 その幻想的な世界を見た時、この力に『スロウレイン』と名付けたんだ。 発動中の俺は相手からすれば神速。 そんな速度から繰り出される攻撃に、耐えられる奴なんていない。……はずだった。 「なんなんだよお前ぇぇ!」 目の前で起こった理解しがたい状況。 俺の攻撃を何度食らっても、平然と襲って来る男。 異臭を纏い、血を垂れ流し、腹からは臓物をぶら下げている。 これで生きてるというのか。まるでファンタジーやホラー映画の世界じゃないか。 「し、死んでる……?」 「んん、んなわけあるか! 動いてるって事は生きて……」 「でも心臓が動いてないんだ! 最初の蹴りを受けた所は、内臓も破裂してるし……」 意味が分からん! 不死身かよ!? 逃げるしかないっての? でも、今日は移動でかなり力を使ってる。 そんなに遠くには行けない。 「わわわかった、一旦逃げよ……」 「うわぁ!!」 「ちょ! 友成!?」 『あ゙ぁぁ』『ゔぅぅ』 「他にもいたのかよ!」 茂みの奥から新たに二人が、友成に襲いかかって来た。 「くそっ、発動! あ、れ?」 これほど連続して使った事が無かったからか、思うより減速が鈍い。 反動の疲労感も大きく、体力も限界に近付いていた。 ただ幸い、こいつらの動きはのろかった。 友成まで数メートル。 間に合うかどうかの瀬戸際、一か八か全力で飛ぶ。 「間に合えっ!」 何とか友成を抱きかかえ、地面に転がった。 「大丈夫か? このまま逃げるぞ」 「な、なんとか」 「よし、行くぞっ!」 恐らく本日最後の発動。すぐさま走りだし、不死身男の脇をすり抜けた。 『お゙ぁ』 骨を剥き出しにした腕が俺達を襲う。 もう魔法は切れかかっている。 なんとか避けた瞬間、最後の魔法が解けた。 「くそっ……」 「海人、時間稼ぐから出来るだけ離れて」 友成の目が紫色に光る。 魔眼の力は千里眼だけじゃない。いや、あれも千里眼か。 短時間、未来すらも見る事が出来るそうだ。 今の友成に、攻撃を当てるのは至難の技だろう。 だが……。 「悪ぃ、もう動けそうにねぇ」 「ぼ、僕も長くは……」 魔眼の光が鈍くなり、友成が押され出す。 その、刹那だった。 「大丈夫デスか?」 三体いた不死身達が、バラバラになって崩れ落ちた。 僕の目は千里眼。例外を除けば、見えない場所なんてない。 たとえ超スピードで動こうが、透明人間だろうが、僕の目からは逃れられない。 ……そのはずだった。 「なにが……起きたの?」 「なっ……!?」 僕すら気付かない速度なのか、海人すら追いつけない速度なのか。 もしかすると、一瞬の時間すら経って無いのか。 「アナた達は、こいつらと同じじゃ無イですヨね?」 死なないはずの死体をこの男は殺した。 多分、あの握っているナイフで、三体全てをバラバラにしていた。 「そレトも、俺の世界ヲ邪魔しに来たンデすか?」 その目は狂気と狂喜に満ちていた。 まるで、ただ殺す事が楽しいような、純粋で素直な悪魔の瞳。 「答えナイナら、敵と見なしマス」 とても無邪気で、とても歪んだ笑みを浮かべ、男が歩み寄って来る。 何か言わなきゃ。 「なんてね、冗談ですよ、大丈夫ですか?」 僕らも。 「あ、あぁ……大丈夫だ、助かったよ」 「ひとまずトンネルの中に。話はそこで」 「わかった。友成、行こう……友成?」 殺される。 「っあぁぁぁ!」 「ちょ、友成!?」 恐怖。それが意識を断った理由。 助けてくれたこの男が、怖かった。 「わりぃな、俺の連れなのに」 「だ、大丈夫……」 海人に任せようかとも思ったが、歩くのも辛そうだったので俺が背負う事にした。 何度も転びそうになりながらトンネルへ戻ると、車中に座っていた水月が出て来た。 無理矢理起こしたからか、まだどこか辛そうだ。 ひとまず友成を車の中へ寝かせ、出しておいた折り畳み式の椅子に腰掛けた。 「大丈夫か?」 「大丈夫……それより悪かったな、説明も無しに『結界を解け』なんて怒鳴って」 「なに、弦太が謝るような事はない。あの二人を見れば急いでいた事も頷ける」 寝かせた友成の隣りでぐったりしている海人を横目に、水月が言葉を続ける。 「……で、一体どうなってる? あの肉塊はなんだ?」 「あれは多分……例のウイルスに感染した人間だ」 「ウイルス? 弦太がもっていた攻略本だと、まだ先じゃないのか?」 「俺もよく分からないけど、多分水月達に会った時に…… いや、俺が掲示板に書き込んだ時点で、攻略本からズレ始めたんだ」 水月や海人達との合流。そして、攻略本通りなら明日現れるはずのゾンビ。 未来を知っている攻略本が知らない現在。 もうすでに『俺』が逃げだし、俺が望んだ世界とは違っていた。 「あの〜……ちょっといいか? さっきから攻略本とかゾンビとかってなんなんだ?」 海人がまだおぼつかない足で歩み寄って来た。 別に隠す事もないので、簡単に説明する。 「……色々と信じられないけど、実際体験したら信じるしかないなぁ」 「ただ、頼みの攻略本がもう使えそうになくてな。 どうやら弦太が掲示板に書き込んだ事で、未来が変わってしまったようなんだ」 「掲示板? もしかして喪板のもし時か!?」 「なんで君がそれを? あぁそうか、君達も」 「おう、偶然それを見つけてさ! 地下に隠れて――」 和気藹藹と話す二人をよそに、俺は一人考えていた。 (喪板になんで女やイケメンがいるんだよ…… と言うか喪男はどうしたんだよ…… やっぱり世の中に絶望してたから、逃げずに死んだのか? ちくしょう……やっぱりこの世界すらも喪男を嫌ってるのか……) そういえば優香はどうしたんだろう。まだ料理を作っているのか? 「あぁそうだ。弦太、優香を知らないか? 私が起きてから姿が見えないんだ…… それよりこの臭いは何だ?」 ゾンビ達の血の臭いで麻痺していた鼻が、水月の言葉で覚醒する。 トンネルの奥から強烈な異臭がしていた。 「小林なら飯の準備を代わってもらったから、奥じゃないかな」 「優香が料理? あの娘は料理が苦手だったはずなんだが……」 (それでこの異臭か……でもこれは苦手なんてもんじゃないだろ エロゲでよくある『殺人的に下手』レベルだろ) 「しかしいくら下手と言っても……こんな臭いは出さないはずだ」 以前食べた時は塩が足りないだとか、その程度だったらしい。 「とにかく行ってみよう……食料が心配だ」 苦笑いを浮かべる水月に連れられて出口を目指した。 そう言えば、ここ旧藻手内トンネルは連なっている三本の短いトンネルを指しているんだった。 藻手内市から第一、第二となっていて、ここが第一藻手内トンネル。 他の二つは崩壊する危険性があるため、今はバリケードが張られているはずだ。 多分ここにも張られていたんだろうが、俺が来た時には残骸が残っていただけだった。 大方珍走団やDQNに壊されたのだろう。 優香は第二トンネル側の出口にいるはずだ。 「後付け感が……くそっ」 「なにか言った?」 「……何でもない」 「そうか……ん? 臭いがきつくなって来た……」 気がつくと、第二トンネル側の出口まで後少しと言う所まで来ていた。 「優香ぁ? おかしいな……あぁ、おしっこか。いや、うんちか?」 「お前……俺がいることを考えて物を言えよ」 「生理現象だろう。おかしな事はいってないぞ」 「……それでも女か」 「なにか言ったか?」 「幻聴じゃ……いでぇ!?」 殴られた。このアマ……時間止めて犯してやろうか。 それより優香はどこに行ったんだろう。 この三尺玉の言うとおりトイレか? 「……斉藤、トイレじゃなさそうだぞ」 鍋は何か分からない赤黒い物を焼いている。 臭いの元はこの鍋のようだ。 臭いので中身を捨て、辺りを探す事になった。 「……血の臭い?」 出口から脇に逸れた山の中から、先ほどの異臭ような……強烈な血の臭いが漂ってきた。 「斉藤! 急いでトンネルの二人の所に行け!」 「どうかしたのか?」 俺の声が聞こえたのか、反対側を探していた水月が戻って来た。 しかしすぐに察したのか、鍋があった辺りで構えている。 「奴等だ!」 走って行く水月を横目に、俺はナイフを構えた。 時間を止めようと集中し、まだ見えぬ不死者を睨む。 しかし―― 「こ、ばや……し?」 現れたのは片腕の無い、ぼろぼろになった優香だった。 ゆっくりと、優香が近付いて来る。俺は動けずに、ただそれを見守っている。 一歩踏み出すごとに『不死者』に近付き、一言声を発するごとに『人』から離れて行く。 「永……さわ、さ……ん」 涙が止めど無く流れるその瞳からは、光がどんどん失われている。 二の腕辺りから無くなっているのにも関わらず、痛みを感じている様子は無い。 腐敗はしていないようだが、それも時間の問題。 もう……ウイルスに感染しているのは明確だった。 「優……香」 「あ゛ぁ……ご……ばやじ……ざん」 「…………すまない」 俺があの時優香を一人にしなければ…… 水月に結界を張り直させていれば…… ……でももう遅い。何もかもが。 ゲームのようにワクチンや薬草があるわけじゃない。 こうなったらもう、人には戻れない。 ならばせめて―― 「人デ有ル内二、人トシテ死ナセテヤル」 耳鳴り――そして静寂。 こうなる前は、きっと死より深い恐怖を味わっただろう。 ならばせめて死する時は……その涙を止めてあげよう。 「サヨナラ……優香」 頬を伝う涙をぬぐい、その目を閉じてやる。 癖になりそうで、でもどこか物悲しい感覚を手に残し、まだ綺麗な顔が身体から離れた。 鈍い音をたてて優香の頭が地面に転がる。 数拍の間を置いて身体も地面へと倒れて行った。 「……優香」 みんなで墓くらい作ってやろう。 他のゾンビ供に死体を喰われるのが嫌だったので、トンネルの入口まで運んだ。 その身体はまだ暖かく、本当は生きてるんじゃないかと思うくらいだった。 「少し、待ってて」 頭を元有った場所に乗せる。こうして見るとただ寝てるみたいだ。 「ああ゛ぁぁ!!」 「!?」 その場を離れようとした時、突如優香が雄叫びをあげた。 生々しい音が回りに木霊する。 その首元からは水月の傷を消した時の光が、その時の比じゃない程発せられていた。 瞬く間に再生した首には、幾つもの血管が浮き出ている。 「っ!?」 「あぁ!! い゛だいよぉぉ!」 完全に不死者と化した優香が、力任せに飛び掛かって来た。 右腕は再生しないようだが、振るう度に血をまき散らす左腕は、常に再生をしているように見える。 さらに特別な力のおかげで再生力が異常に強いためか、意識も痛覚も有るようだ。 ただ理性や記憶は無いようで、先ほどと違い俺を殺しに来ていた。 「……くフ」 こんな優香を見たからか、壊れかけていた俺が完全に壊れた。 「フフフ……あハははハ……」 「い゛だいぃぃ! あ゛はぁぁあ!」 「いタイ? イタいイたイ? あははは!!」 優香の左腕が無数の肉片となって辺りに散る。 再生の力が、無くなった左腕をすぐさま『生やす』 ゾンビ化した時の身体の状態を維持しているようだ。 「ぎゃぁぁあぁ!!」 「五月蠅イな……お前は優香じャ無いンダ……もっト楽シマせろ!!」 何度と無く繰り返される一方的な暴力行為。 ただ切り刻まれ、俺を楽しませる為だけに再生を繰り返す人形。 他の出来損ないと違い、なかなか壊れない。 快感に溺れ、破壊衝動に従い、心の保全を計る。 「優香じゃ無イんだ……もウ違うンだ! 壊れロ、壊レろよぉォォ!」 ばらばらに刻んだ頭を力任せにただ殴る。 秒針が時間を刻む音が聞こえ、止まっていた時間が流れ出す。 と同時に、地面に叩き付けたスイカのように、頭が爆散した。 「……ぉぉぁぁあ!! いだいのに゛! や゛めでよぉ!」 「……そノ顔デ俺を見るナ」 数秒痙攣した後、再生の力は頭すら生やした。 今や優香は不死者を超えた不死者。 今の俺は実に無力だ。救う事も……殺してやる事も出来ない。 「壊れろぉぁ!」 何かが弾けた。 時間の停止。 俺が『俺』からもらった力で、本来の俺の力じゃない。 それに俺がいた世界には、超能力者なんていたかすら疑わしい。 なにせちょっとした透視や読心術ですら世間をさわがせる程だ。 この世界にいるような超能力者はいないだろう。 でも、俺はどういう訳か力を使った。 もしかすると、これも『俺』の力だったのかもしれない。 今となっては分からないが、この世界に来た時、力に目覚めたのかもしれない。 この力の根本が時間の停止なら、俺の力が強くなったからかもしれない。 今はそんな事より、この力に目覚めた事に感謝しよう。 「止まれ」 森羅万象全ての物は、それぞれが己の時間を有している。 人間ならば季節や年齢、寿命と名称や意味や用途はばらばらだ。 しかし俺からすればそれらは全て、そいつの中の一つの時計が刻む物。 その元となる時計を止めてやれば、そいつの時間は止まる。 それは命……魂。 手を伸ばし、優香だったモノに触れて呪いを吐いた。 優香の時計はもうぼろぼろで、針も目茶苦茶に動いていた。 その針に触れ動きを止めてやる。 刹那、まるで凍ったかの様に動かなくなった。 「どうか安らかに」 俺は優香の時間を止めた。 『時計』を止められた後、優香の身体は恐ろしい速度で消えてしまった。 いや、『離れて見えなくなった』の方が正しいか……。 時計を壊された物は、本来なら逆らう事は出来ない流れの中に『固定』される。 流され続ける『今』からすれば、その存在自体が遠く離れてしまったんだ。 「……ふぅ……」 壊れていた心も落ち着き、元通りになろうとしていた。 そろそろ戻らないと……みんな心配してるだろう。 水月は辛いだろうが、優香の事もきちんと話さないといけない。 沈んでいる気持ちに鞭を入れ、水月達が待っている方へと踏み出す。 「ぐっ……ぁ……!?」 突然、内側から切り裂かれる程の激痛が走った。 血はぐつぐつと煮えたぎり、体は指先から凍り砕かれていくよう。 激痛が意識を刈り取ろうと襲い、激痛がそうなる事を許さない。 『時計』に触れた右腕に至っては、少しでも動かせば破裂しそうだ。 「能力……反……動か? ……ごぼっ!?」 口を押さえた左手が紅く染まる。 『時間停止』は体力を消耗するだけだった。 しかし『個の時間停止』時計の破壊は、同じく俺の時計に負担がかかるようだ。 多用すれば遠くない未来、連続して使おうものなら即死だろう。 「げぼっ……はっ……はっ……」 熱のせいか視界が赤く揺らめく。 倒れない様に左手で体を支え、壁に寄り掛かりながら足を動かす。 吐血は押さえてても仕方ないので放っておいたが、今のでどうやら治まったようだ。 「……!? ……!!」 声が聞こえたが、目に映るのは赤で塗りつぶされた何か。 段々と大きくなって来たので、こちらに向かって来ている様だ。 「……。…………」 「…………!」 どうやら二人組らしい。となると水月と海人か。 そんな事が頭を巡り、張り詰めていた気が緩んだ。 「はっ……は……」 「……? ……!!」 左手から壁の感覚が無くなり、その後何かにぶつかった。 赤かった世界が少しずつ黒に染まっていく。 「……よう」 世界が完全に黒に染まる刹那、聞いた事のある声が聞こえた。 そのまま世界が黒に染まり、どうやら俺は気を失ったようだ。 「ん……んぁ? ここは……」 「……よう、元気してたか『俺』」 「なんでお前が……というか、なんでここに?」 気がつくと、あの絵具をぶちまけた様な歪な空間にいた。 そこには先程の声の持ち主……世界を変わったはずの『俺』が、俺を見下ろしていた。 「お前のせいで俺が『こっち』に居られなくなりそうなんだよ」 「? 意味が分からないんだが」 「俺とお前が入れ変わった理由を、お前が無くしかけてるんだよ」 「は? んなもん最初からねぇし、つか俺のせいかよ!!」 思わず感情的に怒鳴る。 いきなり現れるわ、意味不明な事を言われるわ、体中痛いわ…… 「あれ? 痛くない……」 「取りあえず落ち着けよ」 『俺』が溜め息を吐く。溜め息を吐きたいのは俺の方なんだが。 「で、なんだ」 「相変わらずマイペースだな……まぁいい、このままだとまた入れ替わっちまうんだ」 「俺が理由を無くしかけてるからか? だから俺には最初から理由なんてなかったんだよ」 「そんなはず無い。でなきゃ俺達は会う事すら出来てない」 「そう言ってもなぁ……」 「あ〜もう面倒くせぇ!」 『俺』が右手を突き出す。躱そうとしたが何故か身体が動かない。 重い物をぶつけられたような衝撃が響くと、『俺』の手が頭に埋まっていた。 「うっ!?」 「おい動くなよ、抜けるだろ」 指が動く度、頭の中をぐちゃぐちゃにされている様で気持ち悪い。 しばらく頭を弄ると、『俺』は満足そうに俺の頭から手を引き抜いた。 「うっ……今のは?」 「同じ存在だからな、一時的に融合して記憶を覗いた」 「……それもお前の能力か?」 「違う。この空間だから出来る事だ。お前に能力を渡したのもそれと同じ原理」 「ふーん」 「てめぇ……まぁいい、それより理由あるじゃんか」 溜め息。色々と溜め息を吐きたいのは俺の方だ。 「かなり深い所にあったが……かなり強い思いだ、十分入れ替わる理由になる」 「俺は思い出せないんだが……」 「……仕方ねぇ」 右手を握り、また俺の頭の中に入れる。 握っていた手が開かれ、すぐに引き抜かれた。 「どうだ?」 ……胸の辺りが気持ち悪い。 ……これは、膨れ上がった感情からくる吐き気か。 「思い出したか?」 「ああ……」 元いた世界に持っていた『憎悪』 その世界が壊れ、または壊す事を望んだ『狂気』 「そうか、俺は元から……」 不思議と顔が緩む。つられる様に『俺』も笑った。 『俺』は……二つもプレゼントを貰ってたんだ。 願いを叶える為の『能力』と 叶える事が出来る『世界』を 「俺は元カラ壊れテいタんだ」 笑いながら、もう忘れるなよと去っていく『俺』 忘れるはずが無い……これが俺の望みだから。 目が覚めると、車の天井が見えた。 ギシギシと軋む体をなんとか起き上がらせ、ドアに手を掛ける。 幸い痛みは殆ど消えていたが、右腕はまだ感覚が鈍い。 「斉藤? あの二人もいない……」 車から降りて辺りを見回すが、誰もいない。 優香を探しに行ったのかと思った矢先、トンネルの外から大きな音が響いた。 「奴等か……?」 外へと駆け出すが、出口に張られた赤い壁が見える。 「結界……くそがっ……水月!!」 「!?……弦太?」 結界の向こう側にいた水月を呼ぶ。 一緒驚いた顔で固まったが、すぐに駆け付けて来た。 「もう大丈夫なのか?」 「あぁ……それはいいから結界ヲ解イてくレ」 ……もう我慢出来ないんだよ…… 俺の望みは『憎悪』と『狂気』 詰まる所『破壊衝動』と『殺戮衝動』だ。 切り刻んで殴り潰して叩き割ってひき千切ってぐちゃぐちゃにしてバラバラにして…… 壊したい殺しタい壊したイ殺シタい壊シたイ殺しタイ壊シタイ殺シタイ壊シタイ 殺死たい殺死タイ殺死体殺したい!!! 「弦……太?」 「奴等ハ?」 「ゾンビなら武下と工藤が食い止め……」 水月が言い終わる前に視界の端に捕えたゾンビの群れに走り出した。 奴等から離れようとしていた二人を見つけ、そこに向かう。 二人は俺に気がつくと、奴等を牽制しながら走って来た。 「弦太!?」 「あ……」 「邪魔ダ……退ケ!」 近寄って来た二人の服を掴み、全力で引く。 二人がよろけて何か言おうとしたが、俺の顔を見ると口を閉ざした。 なんて酷い奴等だ。奴等を片付けるんだから文句はないだろうに。 「邪魔ダカラ戻ッテテクレ」 海人の持っていた鉄パイプを奪い、ナイフをベルトから抜く。 渋々二人が戻って行く。そうそう、お客は大人しく観客席で座ってろ。 「サテ……」 痛みが引き、身体が覚醒していくのが分かる 奴等は……見えている分で五十か六十。 増えている様だが、生真面目に山道からくる者が殆ど。 ならば後ろから襲われる危険性は少ない。 まぁ、俺を囲むなんて無理な話だが。 あぁ……ニヤけた顔が戻らないよ。 「オ待タセシマシタ……開幕デス」 観客は三人、役者は俺と不死者の皆さん。 BGMは風の音と、不死者が奏でる地響きや雄叫び。 今宵限りのとっておきのショウ。もちろん主役は俺一人。 「サァ俺ト一緒二……一曲踊ルトシヨウ!!」 大きく両手を広げ、ゾンビ共の雄叫びを煽った。 30秒間の無音の前奏。 まずは四体の頭を鉄パイプで一気に吹き飛ばす。 感染した優香と違い、こいつらは再生もしないし『即死相当』のダメージなら死ぬ。 それ以前に、頭さえ壊せばその活動を終える。 ならば簡単だ。時間が止まっている間は、俺の持っている物以外脆くなる。 片っ端から壊して行けばいいだけだ。 「八、九……オット、コレデ十一カ……」 時間が動き出す。同時に飛び散る無数の肉片。 少し遅れて倒れる十三の不死者の死体。 一瞬何が起こったのか戸惑う残りのゾンビ共。 「立ッテ無イデ早クオイデ」 時間を止めないままで近くにいた奴の頭を叩き飛ばした。 するとすぐに俺に向かって、津波の様に押し寄せる。 「ハハッ! ソウダ!! モットダ!!」 数秒のインターバルを置いて、幾度と無く止まる時間。 ナイフで首を断ち、鉄パイプで頭を叩き割り、腹を蹴り破り、倒れたモノを踏み潰す。 役者は次々と役を演じ、次々役を終える。 「ソロソロ閉幕ノ時間カ……」 更にペースが上がり、比例して数を減らしていく不死者の群れ。 止むこと無く吹き飛ぶ血と肉は、まるで舞台に降る紙吹雪の様―― 第二章 不死者達が踊るダンス 完 2006年5月27日午前5時40分――旧藻手内トンネル前―― 立ち昇る煙が目指す空は、薄く赤紫色に染まっている。 気味の悪い呻き声も、何処からか聞こえる爆発音も、いまはもう聞こえてこない。 崩壊した街を朝日が照らしていくなんて非現実的な状況なのに、遠く昇ろうとしている太陽を見ると安心できた。 「朝食を作ってみたんだが、工藤も食べないか?」 「……いえ、折角ですけど遠慮しておきます」 「そうか……ここに置いておくから。あまり無理しないようにね」 「……はい、わざわざすいません」 爽やかな斉藤さんの笑顔が、胸の辺りを暖かくした。彼女だって一睡もしていないのに、皆に気を使っている。 彼女は、何かあったら呼んでくれと言い残し、トンネルの中に戻っていった。 「何かあったらか……例えば、あの人が戻ってくるとか……」 あの夜の事、その後に僕が吐いた嘘。 もし僕がついた嘘がばれたらと思うと、体がバラバラになりそうなほど震えてしまう。 そして気がつけば恐怖で喉がカラカラに乾いている。あの人がいなくなってからと言うもの、僕はもうずっとこんな状態だった。 水を飲んで落ち着こうと未だ震えの止まらない手をペットボトルへと伸ばす。 しかし、うまく掴めずに腰掛けていた岩から落としてしまった。 拾おうと岩を降り視線を地面に向ける。そこには一昨日あの人が作った血の池の痕。 「……っ!」 昨日振った雨に殆ど流されているが、僕の魔眼は『あの夜』を映し出す。 過去なんて以前は数秒前までしか見れなかったのに。強い能力に中てられて魔眼が強まったのかもしれない。 「駄目なんだよ……あの人は僕らとは違ったんだ、一緒にいたらいつか僕も皆も……」 キャップの開いたペットボトルを叩きつける。独特な音と中身をばら撒きながら転がっていった。 どこか冷静に零れていく水を見つめる僕を感じながら、視線を街へと戻した。 「……あの時見えた化け物に殺されてたらいいのに」 永沢さんとゾンビ達が踊り終えた後、僕の目が捕らえた化け物。 そして、そこに「生存者とゾンビの大群がいる」と言う嘘。 彼のような死神は、あの化け物に殺されればいいんだ……。 parallel world 第三章 再び掴めた手は幻 2006年5月26日午前3時07分――旧藻手内トンネル前―― 「……フゥ……」 ゾンビ達の血で出来た赤い池。池の中には切り刻まれた手足や、引きちぎられつぶされた体が沈んでいる。 真ん中には、池に浮かぶ島のように切り取られた茶色の地面。島の上には、黒い服を所々赤く染めた死神が立っている。 僕らを押しのけ、数時間前まで押し寄せていたゾンビの海を、赤い池に沈めてしまった。 「……ば、化け物かよ」 海人の言うとおり、化け物じみた一方的な殺戮だった。 ゾンビたちは彼に傷一つ負わせることなく……触れる事無くバラバラになっていった。 彼の能力は時間の停止と聞いた。空間系に並んで異端とされる時間系の能力。 「……工藤ダッケ? チョットイイカナ」 「な、なに……?」 彼と話すのはこれが初めてだった。何度か声は聞いていたが、いままでと違う気配がする。 斉藤さんや海人と話している時は、あまり印象に残らない、本当に何処にでもいるような少年の声だった。 けど、ゾンビ達を切り刻んでいる時の声は、聞くだけで切り殺されるような殺意に満ちていた。 その、どちらでもない……まるで空気のような声で、彼は僕らに背を向け街の方をみながら言葉を続けた。 「コノ辺ニ、オモチャハモウ居ナイノ?」 「は……?」 「疼クンダ……理由ガ無イト俺ハ此処ニ居ラレナインダヨ……」 彼の言ってる意味がすぐには分からなかった。ゾンビだって元は僕らと一緒、世界崩壊の被害者なのに。 永沢さんからすれば、彼らは自分の殺戮衝動を抑えるための玩具だと、相変わらず空気のような声で笑った。 僕が最初に感じた恐怖。それはきっと、彼から漏れた異常で無差別な殺意を見たからだ。 「あ……の、僕は……」 「冗談ダヨ。ソレデ、生存者トカ居ナイノカ?」 殺意に中てられた魔眼が暴走する。絵の具をぶちまけた様な所に居る二人。 どちらも永沢さんで、どちらも笑っている。そしてどちらも…… 『すべて殺してやる』 「うわぁぁ!!」 「? ドウシタ? 何処カ悪イノカ?」 近寄ってくる永沢さんから視線を外す。けど、暴走している魔眼のせいで顔を避けたくらいじゃ見えてしまう。 とっさに遠くに意識を向ける。……と、街で一番大きな公園に十数人のゾンビの群れを見つけた。 よく見ると生存者らしい人もいる。女の人がトイレの個室で震えていた。 「あっぅ……ち、中央公園で女の人が襲われてる」 「ソウカ……トコロデ、ゾンビハ何匹位イル?」 生存者なんて微塵も気にした様子はない。やっぱり『殺していいもの』以外興味がないみたいだ。 きっと僕らも、いつかこの人に殺される。 僕らが『殺していいもの』になれば、容赦なく、それこそおもちゃにされるのだろう。 そう思った時、感じたことのないほどの怒りが僕を飲み込んだ。 殴りかかろうとした刹那、僕の魔眼がおかしなものを映した。 「……あれは」 いくらゾンビが居ても、この人には傷一つ負わせられない。それは僕がやっても同じことだ。 けど、今僕の魔眼が捉えている奴ならどうだろう? あの生存者と思っていた女なら。 トイレから出てきたところに群がったゾンビを、触れずに吹き飛ばしているあいつなら。 「……わかんないけど、結構いるみたい」 「ソウ、チョット生存者ヲ救出ニ行ッテクル」 「…………わかった、気をつけて」 車に乗り、でこぼこの山道を降りて行く彼を見送りながら、僕は僕の中に芽生えた黒いものを隠すのに必死だった。 あの女は彼と同じ時間系の力か、空間系の力だ。それが暴走していた。 「あんたみたいな死神は……死んだほうがいいんだ」 僕の魔眼は遠くふらふらと彷徨う化け物と、そこに向かう気味の悪い笑みを浮かべた永沢さんを映していた。 まともな形を保ったものが一つもない道を、場違いなほどまともな形をした車を走らせる。 道路は殆どが陥没して、何度も迂回しなければいけない。だが、それもまた一興だった。 崩壊した街は俺の心を映したようで、転がっている死体は俺の狂気に犯されたようで、心臓が踊った。 「工藤ノ様子ガオカシカッタナ……タダ不死者ノ群レガ居ルダケジャ無サソウダ」 一方的に殺しつくすのも満たされるものだったが、頭の中に優香の姿が過ぎる。 能力を持った不死者。彼女の時は悲しみの方が強かったが、今回はまったく見知らぬ相手。 想像しただけで絶頂を迎えそうなほどの興奮が、自分すら殺しそうな殺意が沸く。 公園前で車を降りた刹那、車が爆音をたてて崩れた。我慢できなくてバラしてしまった結果だった。 「アァ、シマッタナ……帰リノ事ヲ考エテナカッタ」 まぁ、元から帰るつもりなんて無かったんだが。すでに不死者や生存者なんて見境がつかない。 少しの間でも一緒に居た連中を殺すのは、流石に少し躊躇いの気持ちが浮かんだ。 だからそれらしい理由をつけて離れた。まだ人らしい感情が残っていて正直驚いた。 「フゥ……アンマリ居ナイナ……能力ガ在ル奴ガ居レバイイカ」 公園で思い思いに蠢いていた不死者達が、入り口から歩いてきた俺を見つけたようで集まってくる。 時間を止めて地面を蹴り上げる。弾けるように小石が飛び散り、何人かの不死者にあたる寸前で静止する。 ひとまず安全な所まで移動して、時間が動き出すのを待った。一回の停止で十分片付けれたが、楽しみは取っておく物だ。 「サテ、ドウナルカナ?」 時間が動き出す。蹴り上げた小石は恐ろしいほどのスピードで不死者を打ち抜いている。 散弾銃のように小さな粒に貫かれ、千切れた手足が放物線を描いた。 崩れ落ちる者を気にする様子も無く、目の前から消えた俺を探す不死者達が可笑しくてたまらない。 思わず声を上げて笑ってしまう。それに反応してこちらを一斉に振り向く不死者達。 「デモ、モウオ前達ハ死ンデイイヨ」 けれどその目が俺を捉える前に、全ての首が切り落とされた。時間が動き出すのを待たずにその場を離れる。 ほんの30秒の静寂、彼らにとっては一瞬より短い時間に起きた絶対不可視の時間が終わる。 背中越しに重い物が潰れた音を聞いて、小さい頃の事を思い出した。 「嫌ナ音ダ……マルデ俺ヲ責メル様ナ音……」 ため息を吐いた視界の端で何かが動いた。研ぎ澄まされた感覚が危険を告げている。 「オ前ハ、コノ気持チヲ消シテクレルカナ?」 未だ記憶の奥底に残る深い傷が、今更になって小さく痛んだ。
https://w.atwiki.jp/espada/pages/178.html
★Fate★ 党員リスト 更新日 家門Lv 家門名 ラダー 備考 08 9/6 19 ★Fate★ 3/7 元Zero党首、Zero→RAVE、ゲレロ、ディアブロ粘着ディアブロ権利が取れないと不正申告で嫌がらせ,ヘルシングに唆され横殴り +引退!じゃなかったの? +党を追い出された理由は・・・ こいつヘルの党に行ったけど、結局ヘルに追い出されたらしいなw -- 名無しさん (2008-09-07 14 21 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/832.html
作品名 Fate/testarossa 作者名 ◆JtheEeHibM 連載開始 選択形式で進めるスレIN型月板part14 241 あらすじ あらすじ。 本文 Fate/testarossa 第1話 Fate/testarossa 第2話 Fate/testarossa 第3話 Fate/testarossa 第4話 Fate/testarossa 第5話 Fate/testarossa 第6話 Fate/testarossa 第7話 Fate/testarossa 第8話 Fate/testarossa 第9話 Fate/testarossa 第10話 Fate/testarossa 第11話 Fate/testarossa 第12話 Fate/testarossa 第13話 Fate/testarossa 第14話 Fate/testarossa 第15話 Fate/testarossa 第16話 Fate/testarossa 第17話 Fate/testarossa 第18話 Fate/testarossa 第19話 Fate/testarossa 第20話 Fate/testarossa 第21話 Fate/testarossa 第22話 Fate/testarossa ここまでの三行まとめ Fate/testarossa 第23話 Fate/testarossa 第24話 Fate/testarossa 第25話 Fate/testarossa ここまでのまとめ Fate/testarossa 第26話 Fate/testarossa 第27話 『Fate/testarossa』休載のお知らせ Fate/testarossa 第28話? Fate/testarossa 第29話? Fate/testarossa 第30話? Fate/testarossa 第31話? Fate/testarossa 第32話? Fate/testarossa 第33話? Fate/testarossa 第34話? Fate/testarossa 第35話? Fate/testarossa 第36話? Fate/testarossa 第37話? Fate/testarossa 第38話? Fate/testarossa 第39話? Fate/testarossa 第40話? 備考 魔法少女リリカルなのはとのクロスオーバー。時間軸はそれぞれ違う。 コメントフォーム コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/silvermonnmadao/pages/12.html
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 身長:133cm 体重:34kg B/W/H:61/47/62 イメージカラー:銀 誕生日:11月20日 好きな物:雪、士郎のエプロン姿 苦手な物:寒いところ、猫 天敵:間桐桜 『Fate/stay night』の準ヒロイン。バーサーカー(ヘラクレス)のマスター。 アインツベルンが外部から招いた魔術師とアインツベルンの血が交わることで生まれた、より戦闘向きな後継者。つまりは衛宮切嗣の実子。幼い外見に反して、実年齢は衛宮士郎より少し上である。 厳密には魔術師ではなく、その存在はキャスター(メディア)に近い。生まれてから魔術を習得したのではなく、生まれつき魔術を知っている存在。そのため、魔術師として遠坂凛と比較した場合は比較そのものが困難。だが、単純に『サーヴァントを使役するマスター』としてならば、凛はイリヤの足下にも及ばず、マスターとしての能力は歴代の中でも最高。全身に刻まれた令呪、通常の魔術師を圧倒する魔術回路の数と、聖杯戦争に勝利する為に生まれた存在と言える。 実のところ、彼女の場合、魔術回路が令呪そのものなので、魔力生成=令呪の起動となる。彼女が魔力を解放したら令呪が輝くのはそのため。特別な令呪であるため、通常のマスターならば令呪そのものがキャンセルされかねないバーサーカー(ヘラクレス)の制御を可能としている。 第五次聖杯戦争の始まる2ヶ月前にあらゆるルールを破ってバーサーカー(ヘラクレス)を召喚。そのため、バーサーカー(ヘラクレス)は聖杯の魔力で編まれてない。大英雄である彼を繋ぎ止めているはイリヤの魔力と令呪のみである。 召喚したばかりの頃、自身の魔力のみでバーサーカー(ヘラクレス)を留めることはイリヤに大きな苦痛を与え、その命を削るほどのものであった。その後、訓練とも呼べない拷問を経て、バーサーカー(ヘラクレス)の制御に慣れ、聖杯出現の予兆が出る頃には、それまで襲っていた苦痛からも解放されている。 イリヤが大聖杯起動前にバーサーカー(ヘラクレス)の召喚を可能としたのは、大聖杯に蓄えられていた魔力を少し拝借したのに加えて、アインツベルンならではの越権行為の結果。だが、ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルンとしてもイリヤが2ヶ月も前に召喚に成功するとは思ってもみなかったようである。 その正体は聖杯の器たる小聖杯。聖杯となるように作られた人造人間(ホムンクルス)。より正確言うと彼女の心臓こそが聖杯なのである。魔術師とは魔術回路を有する人間の事であるが、イリヤは魔術回路を人間にした存在、聖杯に人格を与えた存在とも言える。 それによって、彼女は生まれながらにして『願いを叶える』という魔術特性を有している。生命活動と聖杯の機能が直結しているため、魔力を放出するだけで『魔術』めいた奇跡をカタチにできる。つまり、イリヤがしたい事、願う事が彼女の魔力で可能ならば、イリヤ本人がその方法を知らなくても『理論』を飛ばして結果だけを実現させてしまうのである。 参考文献 Fate/stay night Fate/hollow ataraxia side material コンプティーク2005年8月号特別付録 Fate/secret book Fate/complete material Ⅲ World material Twitter @hiroshi_ 英霊 生前に奇跡を行い、人々を救い、偉大な功績をあげた英雄が、その死後においてさえ信仰の対象となり、輪廻の輪から外された存在。これには人間だけでなく、動物や機械も含まれる。 『人間を守る力』としては最高位。分類としては亡霊よりも精霊に近い。精霊が人々のイメージという筐を使って具現化する『力』ならば、英霊はその中身までも人々の理想で編まれている。 大きく、伝説上のもの、実在したもの、観測されなかったものが存在する。英雄を作り出すのは人々の想念であるため、神話上の人物であっても問題ない。『こうあってほしい』という人々の想いが英霊を形取り、実在のモノへと祭り上げる。そこに真偽は関係なく、伝説として確かな知名度と信仰心さえあれば英霊は具現化する。 信仰が薄いものは『守護者』という大きなカテゴリーに含まれ、『意思のない抑止力』として使役される運命にある。『Fate/stay night』に登場する英霊の中で、守護者はアーチャー(エミヤ)のみ。他の英霊たちは、神性が高い、人間側ではなく星側の存在になっている、等の理由から守護者に取り込まれずにすんでいる。 守護者ではない英霊は、単純に後世の人々に力を貸す伝承として扱われる。星寄りになったものは人間と相容れない為、神霊、精霊の類となる。 降霊術や口寄せなど、英霊の力の一部を借り受けて奇跡を起こす、『霊を扱う魔術』も存在する。 通常は全盛期の姿で召喚される。また、英霊の本体を召喚できるのは『世界』のみ。人間では英霊の本体を喚ぶ事はできず、分身であるサーヴァントしか召喚できない。 サーヴァントを構成する情報(魂)は、サーヴァントの死亡と同時に本体へ戻り、本体はまるで本を読むようにサーヴァントの行動を知ることができるのである。 近代兵器をメインとする者は英霊のカテゴリーには含まれ難い。近代兵器は強力であるが、鍛えれば誰にでも使えるが故に、『たった一人の存在』になりづらいのだ。もしも近代兵器に身を包んだ英雄がいるとしたら、それは所有者ではなく『その時代でもっとも優れた兵器』そのものが英霊として祭り上げられた時となる。その場合、兵器そのものに魂が宿る必要があるのだが。 参考文献 Fate用語辞典 Fate/stay night Fate/complete material Ⅲ World material. コンプセレクションズVOL.2 カレイドステッキ 魔法使いキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグが第二魔法を応用して作り上げた、女性限定の愉快型魔術礼装。 そのマスターは過去・現在・未来においてたった2人だけだと言われている。 ステッキの機能、指針、気持ちなどを代弁する人工天然精霊マジカルルビーが宿っている。 ルビーは、ほがらかでイタズラが大好きな、大人だけど少女っぽい、割烹着が似合いそうな女の子の声の持ち主で、声だけは破滅的に可愛らしい。喋る言葉の響きはドイツ語なのだが、意味はフランクな日本語として聞こえてくるのだとか。 血液によるマスター認証、接触による使用の契約、鈍感な意中の男性に対する、素直になれないスーパーオトメ力による起動等にによって契約はなされる。その契約はほとんど呪いのようなものであると、ゼルレッチからもお墨付き。 契約したマスターに膨大な魔力を供給するマジックブースターとしての力と多元転身(プリズムトランス)なる能力を持つ。 多元転身とは、並行世界に存在する別の自分の技術だけをダウンロードし、一時的に借り受ける能力。ただし、ルールとして多元転身した際に使用者はそれに相応しい服装になる必要がある。 例えば、美味しい紅茶を淹れたいならばメイド服の姿に、といった具合に。実際にカレイドステッキと『Fate/hollow ataraxia』の6年前に契約し、歌の上手い自分になりたいと思った遠坂凛はゴスロリ衣装に変身している。 余談だが、その姿で八十年代風のアイドルっぽく公園でオンステージを開いた凛は、結果として友人関係をリセットされるという悲劇(?)に見舞われしまうのであった。 参考文献 Fate/hollow ataraxia 黒化 とある呪いによって汚染され、変貌すること。 サーヴァントが黒化した場合、その属性と性格が反転する。 確かな使い魔として肉体を与えられる為、より強力なサーヴァントとなる。しかし、肉体を得た代償に、本来のサーヴァントなら無効化できる通常の武器による攻撃を無効化することができない。強力な魔術品なら彼らが纏う黒い影を破ることも可能である。 参考文献 Fate/stay night Fate用語辞典 遠坂凛 身長 159cm 体重:47kg B/W/H:77/57/80 イメージカラー:赤 特技:あらゆる事をそつなくこなし、ここ一番で失敗する 好きな物:宝石磨き、士郎いじり 苦手な物:電子機器全般、突発的なアクシデント 天敵:言峰綺礼 『Fate/stay night』の正ヒロインの1人。魔道の名門である遠坂の六代目の当主。理想の優等生。純血の日本人ではなくクォーター。 冷酷なようで優しいが、最終的には合理的な選択をする、本人曰く『可愛くない性格』。口調も人を突き放すように攻撃的だが、根は姉御肌で面倒見がいい。ツンデレと表現されることもあるが、正確には『姉御肌の優等生』であり、ツンデレとは似て非なる存在。自分には「女の子」としての部分が欠落している、と思っている節があり、そのことが密かなコンプレックスになっている。 根がいたずらっ子でもあるので、衛宮士郎のような真面目なタイプをからかうの大好きだったりする。 ここぞという時に凡ミスをするのは、もはや遺伝的な呪い。将来、教授になれても名誉教授になれないのはやはりここ一番で大ポカをするから。しかし、晩年にはこのドジ属性の呪いを克服する事に成功し、魔術師界隈では「ある意味、手を出してもいいコトがない大物」として扱われる事となる。 魔術回路の数はメインが40でサブがそれぞれ30。衛宮士郎の最大魔力量が20から30だとしたら、凛は常備500もの魔力を有していることになる。年単位の時間を要するが、外部からの供給源があれば最大許容量は1000にも届くほど。 得意とする魔術は魔力の流動、変換。あまり攻撃には向かない魔術特性であるため、宝石に魔力をストックし、使い捨ての手軽な限定礼装として使用している。護身用のために格闘技も嗜んでおり、その師は言峰綺礼。 長ずれば歴代の魔術協会の中でも百番以内に入るほどの天才で、数値で表現すると、『月姫』のシエルが100、士郎が10(限定条件下なら40)ならば凛は70~100ほど。 このように才能に優れた凛だが、その『なんにでも手を出せる』魔術特性が故に代償を払いまくり、終生まで金欠に悩まされる事になるとか。 言峰(stay night)と戦った場合、スペックでは凛が上回っているのだが、刷り込まれたトラウマの数々によって実力を発揮できずに8割方言峰の勝利となる。仮に、他人同士だったとしても凛は苦戦を免れない。魔術師殺しとして10年以上戦い抜いた言峰の経験は、凛の才能を覆すほどなのである。 奈須きのこ氏の伝奇世界で共通する『魔術』の設定に対して、『魔法使いの夜』の蒼崎青子が「作者に近い側」のシンボルだとしたら、凛は「読者に近い側」のシンボルとしてのキャラクター。 アルコールに対する強さはわりと普通なのだが、躁鬱状態になってしまうこともある。 あるルートの2年後に登場する彼女の服装は、現代に隠れ住む魔女のシンボル的な衣装としてデザインされている。 参考文献 Fate/stay night Fate/hollow ataraxia side material±α Fate用語辞典 コンプセレクションズVOL.2 TYPE-MOON DOUBLE MANIAX コンプティーク 2005年5月号 無限の解析 コンプティーク 2006年3月号 Fate道場 Fate/complete materialⅡCharacter material GAME JAPAN 2007年2月号
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/3499.html
《Parallel(パラレル) Worlds(ワールドズ) 並(なら)んだ四(よ)つの地球(ちきゅう) この戦争は、一体いつ終わる? この醜い争いは、いつ起こらなくなる? 人は、どうして争う? 四つの並行世界の入り口が一度に開かれた時、世界は大きく傾き始める―――― -Information- 大まかにページを作成。 次章予定日:11月16日(日曜日)夜10時頃予定 -登場人物- 慰月 邪神死人 追記自由、ご自由にどうぞ。 -ストーリーのあらすじ- 序章 + ... 以前に自分を狙った者達について考え歩く慰月。 歩く内に森の深部へと足を踏み入れ、目にしたものはこの世界へと通じる穴。 そう、別の世界からこの世界へと移動する時に入った穴だったのだ。 しかし様子がおかしい、穴の周囲の大地が腐り、不毛の地へと徐々に変わりつつある。 このままでは世界が崩壊してしまう事を気にかける。 これを穴の影響と目測した慰月は、仲間と共にこの問題を解決する事を決意する。 その矢先に、謎の男が現れ、警告する。 不安の残る中、慰月は警告通りにその場を後にした。 -注意- このドラマは不定期開催です、もしかしたら次の章までに数ヶ月かかるかもしれません、ごめんなさい。 頑張って必死にストーリーを考えています、まだまだ至らぬ点が多いですが、どうか大目に見てください。 開催日については、事前にインフォメーションにて告知します、場合によって予定が前後します。 このドラマは三部作の内の二部作となります、一部作が終わっていないという事はとりあえず気にしないでください、直接的な関係は薄いです。 このドラマではキャラクター死亡の可能性があります、参加の際はご注意ください。 歴史 其の五へ戻る BGCOLOR(silver) コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/vocaloidchly/pages/6586.html
作詞:Circus-P(matt9five) 作曲:Circus-P(matt9five) 編曲:Circus-P(matt9five) 歌:巡音ルカ 翻譯:yanao 基於相互尊重,請取用翻譯者不要改動我的翻譯,感謝 FATE 沒人知道我們還有多少時間 我們只知道這隨時都會結束 將可能永遠看不見明天 命運不會給我們時間去浪費,所以 來吧 我們將一直跳舞直到我們死去 直到陽光充滿整片天 持續奮鬥直到我們倒地 命運無法永遠阻止我們 我們將一直跳舞直到我們死去 直到陽光充滿整片天 持續奮鬥直到我們倒地 命運無法永遠阻止我們 沒有什麼能夠阻止今晚的這種感覺 我們將持續戰鬥直到天明 別去管任何人說些什麼 因為寶貝我們的時間已經所剩不多 所以緊緊抱住我別讓我走 我希望今夜能永恆不滅 此時、此刻就是一切 我們將會在黎明升起時逝去 來吧 我們將一直跳舞直到我們死去 直到陽光充滿整片天 持續戰鬥直到我們倒地 命運無法永遠阻止我們 我們將一直跳舞直到我們死去 直到陽光充滿整片天 持續戰鬥直到我們倒地 命運無法永遠阻止我們 我們將一直跳舞直到我們死去 直到陽光充滿整片天 持續戰鬥直到我們倒地 命運無法永遠阻止我們 我們將一直跳舞直到我們死去 直到陽光充滿整片天 持續戰鬥直到我們倒地 命運無法永遠阻止我們
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/28655.html
2013年11月公開。 http //www.bayonetta-movie.com/ 監督 木崎文智 原作 セガ 脚本 広田光毅 脚本協力 木崎文智 絵コンテ・演出 木崎文智 キャラクターデザイン 横山愛 魔獣・メカデザイン 赤井方尚 天使デザイン 飯島弘也 銃・メカデザイン 渡部隆 キャラクターデザイン原案・監修 島崎麻里 作画監督 横山愛、赤井方尚、千葉道徳、飯島弘也、梁柄吉 作画監督協力 板井寛樹、長田絵里、加藤美穂 美術設定 池田繁美、大久保修一 美術監督 池田繁美 美術ボード 丸山由紀子 色彩設計 飯島孝枝 撮影監督 荻原猛夫 副撮影監督・撮影設計 本山修 コンポジットマネージャー 作本幸大郎 モニターグラフィックス 南條楊輔 CG監督 菱川パトリシア 特殊効果 南條楊輔、榊原豊彦 編集 三嶋章紀 編集助手 高橋貴也、齋藤朱里 音響監督 塩屋翼 音響効果 野崎博樹 録音調整 野口あきら 録音助手 岡部直紀 音楽 和音正人、安部潤 助監督 朝木幸彦 アニメーション制作 GONZO 制作協力 グラフィニカ ■関連タイトル Blu-ray BAYONETTA Bloody Fate 豪華特装版 PS4 BAYONETTA VANQUISH ベヨネッタ2 公式設定資料集 ベヨネッタ設定資料集 THE EYES OF BAYONETTA BAYONETTA ベヨネッタ 1/7スケール PVC製塗装済み完成品 Switch ベヨネッタ2 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】